男達の様子を伺いながら
見えなくなった所でチビを離す。
「あ、あの…!」
「それじゃ」
何か言いたげの顔だったチビの言葉を遮って
俺はチビと別れた。
俺はおかしい。
あいつのためにこんな事して
俺は何やってるんだか。
そういえば、チビは俺だと気付いてなかったな。
メガネ外してたからか?
まぁそんな事どうでもいい。
家に帰って俺の様子がおかしいと
変な所で気付く勘が鋭い明は俺に聞いてきた。
「なんかあった?」
本当、いつも通りに帰ってきたつもりが
こいつは化け物みたいに敏感。
だから、こういう事は隠しても意味ない。
「チビを助けた」
「は?」
チビとは一体誰なのか
助けたとは一体どう言う事なのかという顔をしている明。
チビが一体誰なのかはすぐに分かったらしい。
「あー、木村ちゃんか。で助けたって?
どういう事?」
「あいつナンパされてたんだよ
だから助けた。
昨日の俺はおかしいわ」
俺が助けたという言葉を聞いて
目を見開いて驚く明。
「お前が女の子のために何かするって
初めて聞いたんだけど…
もしかしてお前木村ちゃんの事好きなの?」
見えなくなった所でチビを離す。
「あ、あの…!」
「それじゃ」
何か言いたげの顔だったチビの言葉を遮って
俺はチビと別れた。
俺はおかしい。
あいつのためにこんな事して
俺は何やってるんだか。
そういえば、チビは俺だと気付いてなかったな。
メガネ外してたからか?
まぁそんな事どうでもいい。
家に帰って俺の様子がおかしいと
変な所で気付く勘が鋭い明は俺に聞いてきた。
「なんかあった?」
本当、いつも通りに帰ってきたつもりが
こいつは化け物みたいに敏感。
だから、こういう事は隠しても意味ない。
「チビを助けた」
「は?」
チビとは一体誰なのか
助けたとは一体どう言う事なのかという顔をしている明。
チビが一体誰なのかはすぐに分かったらしい。
「あー、木村ちゃんか。で助けたって?
どういう事?」
「あいつナンパされてたんだよ
だから助けた。
昨日の俺はおかしいわ」
俺が助けたという言葉を聞いて
目を見開いて驚く明。
「お前が女の子のために何かするって
初めて聞いたんだけど…
もしかしてお前木村ちゃんの事好きなの?」


