「う、うん…まさかとは思ってたけど…

そのまさかとは」


「俺、今凄いビックニュースを聞いたんだけど」


でしょうね…。

多分ビックニュースは今知った私達だけだよ。

もうビックニュースのあまり明くんは

蒼空くんの元へ

私は美希の元へと向かった。


「美希!」


「蒼空!」


「何よいきなりうるさいわね〜」


「うるさ」


私と明くんは同じ事を言われても話を進めていく。


「よく聞いてね…」


「よく聞けよ?」


真剣な目で見る私達。


「私と蒼空くんの…」


「お前と晴空ちゃんの…」


「「誕生日が同じ12月15日だった!!」」


私達のこの報告を聞いて驚く美希と蒼空くん。


「「……は!?(え!?)」」


2人も誕生日を知らなかったらしく

今までにない大声で驚いた。

そりゃ大声を出すぐらい驚くよね

明くんだってそのリアクションだったもん。


「お前、それまじで言ってんの?」


「こんなの嘘で言えるかよ。

さっき晴空ちゃんと蒼空の誕生日知ってるか

聞いたら知らなくて、ヒントを出して言ったら

一発で蒼空の誕生日当てたんだよ

そしたら晴空ちゃんも同じ誕生日だって」


「まじかよ…」