そして、今は秋になり、文化祭の話をしていた私達。


「去年のメイド&執事は大変だったわね〜」


美希の言葉に頷く私と岡西くん。


「もうヘトヘトだったね」


「晴空」


後ろに居た蒼空くんに声をかけられ

またビックリする。

いきなり名前呼ばれるの慣れてないって、訳では無いけどなぜか身体が反応しちゃうのよね。


「今年の文化祭は2人で回ろうか」


確か、去年も回ったけどその時は、まだお互いに付き合っていなくて。
美希がお店に来れなくなった人の代わりをしたから仕方なく一緒に回ったんだっけ。


「うん!回る!」


私が笑顔で言うと蒼空くんは

私の頭をポンポンとして微笑んだ。


蒼空くんと2日とも回る事になって

文化祭が楽しみになった。


「晴空ちゃん」


私の名前を呼んで手招きをする明くん。

明くんを見てると夏休みでの告白が

印象深くて未だにニヤけちゃうな〜!


「ニヤニヤしながら来ないでよ」


苦笑いで言う明くん。


「ごめんね!で、どうしたの?」


蒼空くんに隠れて話をし出す明くん。


「そういえばさ

晴空ちゃんって蒼空の誕生日知ってる?」


あ、、そういえば…。