花見に美咲ちゃんも誘ったら

すんなりと受け入れてくれて花見で食べる

お弁当作りは私と美咲ちゃんに託された。


「美咲ちゃんって料理も出来るんだ!」


「はい!小学生の頃から母に教わってたので

大抵の料理は作れます!」


確かに初めてあった時の美咲ちゃんの姿を見たら

料理出来そうなイメージだったもんなぁ…。

それに対してルックスは完璧の美希は料理1度も

作った事も無ければ包丁すら持った事もない。

家庭科で調理実習をする時

包丁を使う食材は必ず私に任せてくる。

本人には言えないけど、美希が包丁持つと

怖いって言うのもあるけどね…。

私と美咲ちゃんは私の家で一緒に料理をして美希も

入れて3人で待ち合わせ場所に行く約束をした。



花見当日。

久しぶりの花見に楽しみにしていた私は

朝からご機嫌だった。


「〜♪〜〜♪」


鼻歌を歌いながら料理に使う食材を準備したりして

美希達が来るのを待つ。


ビンポーン

色々と準備をし終えた時にタイミングよく

美希達が来た。


「いらっしゃい〜!」


「お邪魔します!」


「ミーちゃ〜ん!」


相変わらずミーちゃんにデレデレな美希。