ピンポ〜ン いつも通りの朝、いつもの時間にチャイムの音が響いた。 とっくに準備を終えていた私は、玄関に急ぐ。 靴を履いて玄関の扉を開けた。 そこには、いつもの笑顔の尚。 「おはよう、夕紀」 「えぇ、おはよう」 私もニッコリと微笑み返す。