過去を背負って


「離婚することにしたの…」
母のその一言に
どうしても抑え切れなくなった
私の涙は止まることなく
落ちていった。


そんな私に
「愛はどっちについて来たい??」
そんなの
決められるはずがなかった。
だってその時の私は
まだ小学生で
考えがまとまるほど
余裕がもてなくて。