聞けば夜まで眞琴を預かって欲しいと言う。
チラっと麗來の方を見れば嫌そうには してなかった。
むしろ眞琴に癒されてる感じがした。
そして、麗來が作ってくれたフレンチトーストを食べ終わった頃 眞琴が
「ねぇかっちゃん!僕、公園行きたい!」
と言い出した。
『いいね!せっかくだしお弁当持ってちょっと遠くの動物公園まで行かない?』
「「さんせぇーい!」」
麗來の意見に俺と眞琴は同意した。
動物公園なんて何年ぶりだ?
麗來が洗濯したり、弁当作ったり慌ただしく動いてる間に車にレジャーシートを乗せたり眞琴と遊んだりしてた。
「「しゅっぱーつ!」」
車で40分程走り公園へ着いた。
やたらと家族連れが多い。
俺らも他人から見たらそう見えるのかな? なんてガラにもない事思っちまった…

