マジで押し倒しそうにまでなった時に ようやく麗來がストップをかけた。
『先輩そろそろ戻らないと…』
「まだ離れたくねぇけど 仕方ないよな…仕事中だもんな…」
『そうだね…』
麗來の顔を見ると少し寂しそうに見えた。
「何?麗來も俺とくっついてたい?」
ちょっと意地悪な質問をしてみた。
『…うん…くっついてたいよ? 戻ればまた みんなの克弥先輩になっちゃうでしょ?』
この子は一体俺をどうしたいんだ…上目使いでそんな事言われて喜ばない男が居るのだろうか?
「会社でそういう事言われると理性無くしちゃうから あんま言わないでよ…」
そう言ってもう一度 深くキスをして離れた…
「今度たーっぷり愛し合おうね♪」
『もぅ!先輩のエッチ!』
「ハハ☆ マジで戻らないと…先に出な?」
『…うん…』
名残惜しそうに麗來が会議室から出て行った。
その後少し体の熱を冷ましてから俺も会議室を後にした。
***克弥side end***

