そう言って イタズラっ子のような顔をして覗き込んだ先輩の体を押してベッドから出た。
もちろんシーツを巻き付けて…
「ちぇっ!」
子供か!と思わずツッコミそうになるのを 何とか抑えた。
「ってかさ、敬語もやめようよ!せめて2人の時はさ!」
そんな事言われても急には無理だ…この3年ずっと先輩後輩として接して来たのにイキナリ敬語をなくすなんて…
『が…がんばります…』
「ふはっ!うん!頑張って♪」
少年のような笑顔で笑った先輩は思い出したかのようにクローゼットを開け私に着替えを手渡した。
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