「カレン、今日は何時もより、来るの遅かったねぇ~」


そう話しかけてきたのは、親友の加藤莉沙(カトウリサ)。
美人で彼氏待ち。


「うん。何時もより、起きるのが遅くって~」


あたしは、事情を説明した。


「そうなんだぁ~。朝から、お疲れ様カレン。」


莉沙は、あたしの肩をポンポンと叩く。


「後ね……」


あたしは、あのイケメン男子に恋をしたことも、話した。