「なんでさ………」


「えっ!?!?」


「なんでさ、先に告白したりするん。俺だって、柊さんの事が、好きなのに。告白させるとか、カッコ悪り。告白する予定だったのに。」


そう言って、佐久間くんは、頭をかく。




佐久間くんが、あたしを好き!?!?
嘘だよね??本当なら、スッゴく嬉しい。



あたしは、いつの間にか、嬉し涙が頬を伝った。