「いーよっ、私、紫暮 心菜!2年3組なんだっ」

「入江 仁。俺も2年だよ。まだ何組かは分からないけど」

「よろしくね、仁くん」

「よろしく」

それからテキトーに話しながら職員室まで案内した

「ありがとう」

「いーえ。同じクラスだといーね!じゃあ、またね」

「うん、また」

ガラガラ────

教室にはもう何人か人がいた。

早く来たけど、職員室に行ったりしてたからか。


「あ、心菜、はやーい!」

「おはよう。舞美。今日は早く目が覚めちゃって」

「おはよー、ねぇ、さっき職員室でちょっと聞いたんだけど、転校生が来るみたいだよっ」

転校生、さっきの人か。

「あ、私さっき会ったよ!その転校生」

「え!うそ〜!男だった?」

「うん!」

「まじー?イケメンだった?」

「あはっ笑 うん、かっこよかったよ!」

「ほんと!?じゃあ、同じクラスになるといーなぁ」