泊めてもらってお世話になってるし、朝食くらい作るか。

表向き優等生な私は料理も得意だ。

学校で調理実習とかあるしね。

ちょうど朝食が出来上がるくらいに碧が起きてきた

「あれ?なんかいい匂いする」

「勝手にキッチンと食材使わせてもらったよー?泊めてもらうお礼に朝食でも作ろうかと思って」

「うん。いーよ。ありがとう」


「おいしい。さすが優等生だな」

「ふふっ。まーね」

朝食を食べると碧はソファに寝転がった。

碧はいつも眠そうにしてる。

いつもはご飯とかどうしてるんだろう。とか思いながら食器を洗った。

「家に誰かいるっていーね。なんか、楽」

そう言って碧は笑った。