嘘つきな私と君

「あ、上がった?じゃあ、ご飯食べよー」

「おう」

この部屋で誰かと一緒にご飯食べるなんて久しぶりだな。

それからは大して何もする事もなくテレビを見たりしていたら、日付けは変わり1時になっていた。

眠…。

横を見ると心菜もウトウトしてた。

学校から帰って、すぐこっちに来たっぽいもんな。

「心菜?寝るならベッドで寝ないと風邪引くよ」

────って、もう聞いてないな。

ったく、仕方ねぇな。

俺は心菜を自分のベッドに運んだ。

「ん……」

「心菜、俺は素のお前のほうが好きだよ」

あっちでの心菜を知らないくせに何言ってんだ。

でも、多分そんな気がするんだ。