バイクを走らせ、高木組へ着いた。



少し離れた場所にバイクを置き、

高木組の中へ…、



ドンッドンッドッバキッ!



少し力を入れてノックしたら壊れてしまった。



なるほど、

壊れるほどの防衛ということは、

入っていいという事だな。



失礼しまーす。




「誰だテメェ!」



ドスの効いた声が横から聞こえた。



バキッ



気がしたが、

そっちへ向いても誰もいなかった。


最初からいなかったようだ。




そして何かを聞きつけて、

どこからともなく厳つい兄ちゃん達が出てきた。



さぁ、




「狩りの時間だ。」