アタシは洗面所に行く。


でも、鏡を見てショック。


「酷い顔・・・」


隈や垂れた目。


肌はガサガサ。


アタシはそれでもめげずに顔をバシャバシャと洗う。


そして、シャワーを浴びて髪を洗う。


お風呂から上がって部屋着に着替えて髪を乾かした。


また洗面所まで走っていって、コテを持ってきて、鏡を見て一生懸命巻いた。


ふんわりとカールした髪の毛を満足げに見るアタシは時間を確認した。


14時。

凛介は学校に行ってるから4時には帰ってくる。


急がなきゃ。


アタシはタンスを開けてトップスを選ぶ。

そしてクローゼットを開けてみる。


んー。


どれにしよう??

色んな雑誌を広げてみた。


あ、これにしよう!


雑誌には可愛い服を着たモデルさんがにっこり笑っていた。


アタシは雑誌を真似して、持っているワンピで頑張ってコーデした。


最後に、気になるところにメイクをして。


完璧。


終わったのは4時前。


ジャスト、タイミング!


ドキドキしてたら凛介の部屋から物音がした。



アタシは窓に近づいてカーテンを開けた。