「共演NG、ですか?」
ある日、事務所に呼ばれた陽菜は堀原から大堂との共演NGを聞かされた。
再三、陽菜の事務所側から大堂の事務所へ過度なスキンシップを控えるよう忠告していたのにも関わらず改善が見られるどころかエスカレートしていく様子が見られたためであった。
「向こう側の事務所にはすでに通知してあって、了承の返事をもらっている。
従って、お前が大堂と共演することは二度とない」
その言葉に正直陽菜はホッとしていた。
簡単に触れてきたりと馴れ馴れしくしてくる大堂に陽菜は正直、辟易していた。
噂では撮影や収録がない日も大堂はスタジオに出入りしていて、偶然にもその日は必ず陽菜と遭遇しているらしい。
ーー怖い……。
それが最近の大堂に対する陽菜の印象で、先日出会い様に突然腕を掴まれたことを思い出して陽菜はその腕をぎゅっと握った。
「共演しなくなると言っても偶然出会うことがないわけではないからな……油断するなよ?」
「はい。肝に命じておきます」
堀原の忠告に陽菜はしっかり頷いた。
しかし、陽菜はまだ分かっていなかった。
共演NGを出されただけでは終わらない大堂の執着心と行動力が、陽菜にどれだけの恐怖を与えることになるのかをーー
ある日、事務所に呼ばれた陽菜は堀原から大堂との共演NGを聞かされた。
再三、陽菜の事務所側から大堂の事務所へ過度なスキンシップを控えるよう忠告していたのにも関わらず改善が見られるどころかエスカレートしていく様子が見られたためであった。
「向こう側の事務所にはすでに通知してあって、了承の返事をもらっている。
従って、お前が大堂と共演することは二度とない」
その言葉に正直陽菜はホッとしていた。
簡単に触れてきたりと馴れ馴れしくしてくる大堂に陽菜は正直、辟易していた。
噂では撮影や収録がない日も大堂はスタジオに出入りしていて、偶然にもその日は必ず陽菜と遭遇しているらしい。
ーー怖い……。
それが最近の大堂に対する陽菜の印象で、先日出会い様に突然腕を掴まれたことを思い出して陽菜はその腕をぎゅっと握った。
「共演しなくなると言っても偶然出会うことがないわけではないからな……油断するなよ?」
「はい。肝に命じておきます」
堀原の忠告に陽菜はしっかり頷いた。
しかし、陽菜はまだ分かっていなかった。
共演NGを出されただけでは終わらない大堂の執着心と行動力が、陽菜にどれだけの恐怖を与えることになるのかをーー



