「ほら、早く荷物持てよ!もたもたすんなっ!」
人を人とも思わず言葉を吐き捨てるように指示を出す大堂に、今日もペコペコしながら付いて回るのはマネージャーの蛯名だった。
「大堂さん、スタジオ入りお願いしまーす」
「はい、わかりました」
スタッフの声に愛想良く笑い返事をする大堂は、実は二重人格なんじゃないのかと思うほど見事なまでにコロッと人格が変わる。
あの新人のAD可愛いな……次はあの子にしようかな。とニヤニヤしながら呟く大堂に蛯名は冷や汗が止まらない。
「なんだ、まだそこにいたのか。早く荷物持って控室に行けよ。
俺がいつも飲むドリンクも忘れずに用意しとけよ」
「は、はい。わかりました」
荷物を持ち足早に去っていく蛯名。
大堂が可愛いスタッフに夢中になっている間にやらなければいけないことがあった。
控室に滑り込むようにして入り近くの机に荷物を置くと、数回深呼吸してから意を決して大堂の荷物を漁った。
人の荷物を漁るようなことなど今までしたことがなかったが、今回はちゃんと理由がある。
朝陽にあの日見せられた画像のデザインの物を探す為だった。
あれから毎日大堂の目を盗んでは探していたが、未だに発見には至っていなかった。
人を人とも思わず言葉を吐き捨てるように指示を出す大堂に、今日もペコペコしながら付いて回るのはマネージャーの蛯名だった。
「大堂さん、スタジオ入りお願いしまーす」
「はい、わかりました」
スタッフの声に愛想良く笑い返事をする大堂は、実は二重人格なんじゃないのかと思うほど見事なまでにコロッと人格が変わる。
あの新人のAD可愛いな……次はあの子にしようかな。とニヤニヤしながら呟く大堂に蛯名は冷や汗が止まらない。
「なんだ、まだそこにいたのか。早く荷物持って控室に行けよ。
俺がいつも飲むドリンクも忘れずに用意しとけよ」
「は、はい。わかりました」
荷物を持ち足早に去っていく蛯名。
大堂が可愛いスタッフに夢中になっている間にやらなければいけないことがあった。
控室に滑り込むようにして入り近くの机に荷物を置くと、数回深呼吸してから意を決して大堂の荷物を漁った。
人の荷物を漁るようなことなど今までしたことがなかったが、今回はちゃんと理由がある。
朝陽にあの日見せられた画像のデザインの物を探す為だった。
あれから毎日大堂の目を盗んでは探していたが、未だに発見には至っていなかった。



