それからあたし達は少し話して解散することにした。


帰りも行きと同じように、龍ちゃんの車で送って貰った。



「ありがとう、龍ちゃん」


「うん、またな」


「おやすみ」


「おやすみ、ほら、早く入んな」


「うん、またね」



龍ちゃんの車のエンジン音を後にあたしは家に入った。


部屋に入るとそのままベッドに潜り込んだ。



楽しかったなぁ。


こんなふうに彼氏と初詣に来れる日が来るなんて思ってもなかったなぁ


この幸せ、ずっと続けばいいのに