愛を教えてくれたあなたに

翌日、あたしは昨日の事を話しに夏菜子の家に向かった。



ピーンポーン



「はぁーい!」



あ、夏菜子の声だ。



ガチャ────



「彩華!」


「お、おはよ!ごめん、こんな朝早くに」


「全然っ!どしたの?」


「うん、昨日のこと…話そうかなって」


「昨日…あぁ!聞きたいっ!上がって?」


「うん、おじゃましまーす」



あたしはいつも通り夏菜子の部屋に入った。


もう何度もここでたくさんの話をしたなぁ。



「はい、オレンジジュース」


「ありがとう」


「で、昨日あの後どうなったの?」


「…うん」



あたしはもらったジュースを1口飲んで話し始めた。


昨日あった事を1つ残らず全部話した。



「え…ほんと?おめでとう!」


「ありがとう」