「もう19時だ。帰ろっか送るよ」
「ありがとう」
さっきよりもほんの少しだけ、距離が縮まった気がする。
あたしは龍ちゃんが好き。
でも、今はまだ言えない。
もっと龍ちゃんを知ってからもっとあたしを知ってもらってから言おう。
「今日はありがとう。蒼さんにも会わせてくれて、それに、さっきの遊園地もすっごく綺麗だった。ありがとう龍ちゃん」
「うん。また蒼さんとこ行こうね。蒼さんも彩華ちゃんのこと気に入ったみたいだしね。今度は颯輝と夏菜子ちゃんも一緒にね」
「うんっ」
「じゃあ、またね。おやすみ」
「おやすみ」
「ありがとう」
さっきよりもほんの少しだけ、距離が縮まった気がする。
あたしは龍ちゃんが好き。
でも、今はまだ言えない。
もっと龍ちゃんを知ってからもっとあたしを知ってもらってから言おう。
「今日はありがとう。蒼さんにも会わせてくれて、それに、さっきの遊園地もすっごく綺麗だった。ありがとう龍ちゃん」
「うん。また蒼さんとこ行こうね。蒼さんも彩華ちゃんのこと気に入ったみたいだしね。今度は颯輝と夏菜子ちゃんも一緒にね」
「うんっ」
「じゃあ、またね。おやすみ」
「おやすみ」