「颯輝、分かるだろ?」


「はい」


「蒼さんは颯輝の兄貴」


「あ、やっぱり。似てますね。雰囲気とか」


「よく言われるよ笑 へぇー。颯輝のことも知ってんのか。颯輝をよろしくな」


「いえ、こちらこそです」


兄弟って言われると、余計に似てるかも。


「あ、ごめん。颯輝から電話かかってきた。彩華ちゃん先に頼んでていーよ」


「あ、はい」


瀬崎さんは電話に出ながらお店を出てった。