「へぇー、じゃあ、仲良くなれたんだ!よかったじゃん!これで一安心だね!」


「うん!夏菜子もありがとね!」


龍ちゃんに送ってもらって家に帰るとすぐに夏菜子に電話した。


「そういえばさ、おばさんは知ってるの?龍空くんのこと」


「え?あー……」


そういえば言ってなかったなぁ……


こういう話ってどうしたらいいかあんまり分かんないんだよね。



「まだ、言ってない…」


「そうなんだ、話すの?」


別に反対とかはしないんだろうけど、なんか歳上だしちょっと話しにくいな……


でも、ちゃんと言わなきゃだよね。


「まぁ、いずれ話すかな」


「そっか、大丈夫だよ!彩華と龍空くんなら」


「うん、ありがとう。夏菜子」


それから少し話して電話を切った。