「優也!」
「美海、早くない?」
「そうかな笑まあ、早く優也に会いたくて…?」
「おっおい。やめろよ」
「優也が照れてるーかわいい」
「行くぞ!」
「うん!」


「そろそろお昼だ。どっか寄るか」
「そうだね。あっ向かいのお店凄い人気なんだよ」
「じゃあ、そこ行く?」
「えっいいの?優也あんまり好きそうじゃないのに」
「俺だってそういうときあるんですー」
「そうなんだ…ふふ」
「笑うなよ!ほら、行くぞ」
「あ、待ってよ」


横断歩道で止まっていた時
「あ…ねこ!」
「美海!」

ねこが飛び出したのをみて体がうごいていた。
大型トラックがこっちに向かって…
「美海!危ない!」

ドンっ
押し飛ばされ地面に叩きつけられた…

「きゃー」 「誰か救急車!」 「おい!大丈夫か!」
後ろが騒がしくなり振り返ると…
「優也!」

優也が血だらけで倒れていた
私のほうにトラックが向かっていることに気づいた優也は私を突き飛ばしてくれた

目の前で起こってることに頭が追い付かず、目の前が真っ暗になった