「なんで海斗と一緒にいたこと知ってるの?」 「なんでって、五十嵐が走ってくのみえてさ。それが美樹が乗ったバスが向かう方面だったからもしかしたら美樹に用でもあったのかなって思ってさ。わたしの勘違い?」 「郁美、、どう、しよう」 「美樹?泣いてるの?」 「海斗、また、わたしのせいで・・」 「美樹?落ち着いて。いまから家いくから」 そういって電話が切れた。