でも、それでも海斗と話す勇気がなかった。 また謝られたくない。 そこでわたしはバスに乗ることを決意した。 なんでもっとはやくこうしなかったんだろう。 バスに乗ったらきっとなにか思い出すかもしれない。 案外なにもなくてなーんだってすっきりするかもしれない。