いろんなことがあった。 何度もくじけて、諦めそうになって、海斗のことを忘れようとして。 でも看護師の夢をかなえられてよかった。 海斗のことを好きでいてよかった。 大好きな海斗がいま目の前で笑っている。 それがわたしの宝物だ。 fin