デリヘルのバイトを始めて、半年近く。
これまで、たくさんの男の人の裸を見てきた。
始めのうちは緊張してたけど。そのうちなんか、男の人の裸も自分の裸も、まるでワンちゃんとネコちゃんを見ているみたいな感覚になった。
でも。彼の裸は、そんな風に思わなかった。
それから、彼に自分の裸を見られるのが、すごく恥ずかしかった。
「......じゃあっ、ベッドに寝っころがってください」
ボディソープをたくさんつけて彼の肌に自分の肌をこすり合わせてキレイに洗ってあげたあと、あたしは、いよいよメインの仕事にとりかかるために彼をデリヘル嬢らしくベッドへ誘導した。
「はい、寝たよ」
言われるがままに、ベッドに横になった彼からは全くもって緊張感も、みなぎる欲求も何も感じられなかった。
それは、さっきバスルームで身体を洗ってあげていた時も同じだった。
いままでのお客さんは皆、私の身体を触ってきたのに、彼は黙って身体を洗われているだけだった。
......あれ?もしかして、あたしのこと気に入らなかったのかなぁ?
でも、この部屋に来ちゃった以上は仕事しなきゃ。
あたしは、とりあえず。まな板の上の鯉状態の彼にキスをしてみた。
「んっ......」
「......かわいいね。みなみちゃんは」
これまで、たくさんの男の人の裸を見てきた。
始めのうちは緊張してたけど。そのうちなんか、男の人の裸も自分の裸も、まるでワンちゃんとネコちゃんを見ているみたいな感覚になった。
でも。彼の裸は、そんな風に思わなかった。
それから、彼に自分の裸を見られるのが、すごく恥ずかしかった。
「......じゃあっ、ベッドに寝っころがってください」
ボディソープをたくさんつけて彼の肌に自分の肌をこすり合わせてキレイに洗ってあげたあと、あたしは、いよいよメインの仕事にとりかかるために彼をデリヘル嬢らしくベッドへ誘導した。
「はい、寝たよ」
言われるがままに、ベッドに横になった彼からは全くもって緊張感も、みなぎる欲求も何も感じられなかった。
それは、さっきバスルームで身体を洗ってあげていた時も同じだった。
いままでのお客さんは皆、私の身体を触ってきたのに、彼は黙って身体を洗われているだけだった。
......あれ?もしかして、あたしのこと気に入らなかったのかなぁ?
でも、この部屋に来ちゃった以上は仕事しなきゃ。
あたしは、とりあえず。まな板の上の鯉状態の彼にキスをしてみた。
「んっ......」
「......かわいいね。みなみちゃんは」