永遠に愛を貴方に捧げて


そのあと、ロイはお兄様とお父様の所に行くと言いリリィと別れた。

「困ったことになったわね」

この間の一件ももしかしたら人間の王が関わっているのかもしれない。

頭のキレるウィルに全てを話して、最良の方法を教えて欲しい。

でもウィルにこの話をすることをできない。
彼にはこれ以上心配をかけたくない。

「戦争…」

戦争に死はつきものだ。
ヴァンパイアだって心臓を刺されたら死ぬ。

私が行けば戦争が止められるのか。
…今は考えるのはやめよう。

ロイが教えてくれただけでまで人間の王はこちらに何のコンタクトも取ってきてない。

…ただの冗談でありますように。
そう願わずにはいられなかった。

その夜はロイを歓迎するために家族とロイで夕食をとる事になった。

さすがに来るのが突然だったのでパーティーをするのは難しい。

一度、自室に戻り夕食のためのドレスに着替えたリリィは夕食をとる部屋に向かう。