その夜は、星が綺麗だった

「ままっ!ぱぱっ!」


家に帰ると、美月と、八代君と、お姉さんがお待ちかねだった






「ただいま、美月」



「寂しかったか、美月」






アキトが美月を抱き寄せる




「おかえりなさい、ホシ様、アキト様」




「ごゆっくりできましたか?」




「ただいま、八代君、ゆいさん。ええ、有意義な時間だったわ。美月のお世話ありがとね」



微笑んで、八代君は私たちの荷物を運んでくれた

ゆいさんと母は食事を作っている途中だったみたいだ



今日はゆいさんと母が作ってくれるんだぁ


八代君のもおいしいけど、私たちの好みを熟知しているのはゆいさんの方だし、母の手料理に勝るものなんてないような気がする





まあ、八代君もあと少ししたら、もっとおいしいものを用意できると思うな