その夜は、星が綺麗だった



もうすでに夜の11時


普通なら、とっくに面会時間は過ぎている


けど、父が運ばれた病院は、海崎財閥の病院だったため、私たちは、受付で私たちの到着を今か今かと待ち構えていた専属の医者に病室へと案内してもらった








コンコン
「失礼いたします」


医者の飯田さんがノックしてドアをける






ベットの上には眠っている父


その横の椅子に、父に寄り添うように座っていた母


「...父の容体は」





母は私と横目でちらりと見て、すぐに父のほうを見る



「すみませんが、私と、娘と主人だけにしてくれませんか?」



私の後ろにいた八代と飯田さんは「分かりました」と言い、部屋から出て行ってくれた