その夜は、星が綺麗だった

「レナ、本当にいいのか」


「今更です、お父さん」


もし、私が「嫌だ」とか、「行きたくない」といっても、どうせ、留学させるつもりだったくせに



「まあ、なんと言おうが、留学せざるを得ない状況だしな」



やっぱりね




優しいんだか、酷い人なのか



お父さんはよくわからない人だ




「レナ、1度記者会見を開くことになったが、出たいか?」



「いえ、結構です。お父さんお1人でどうぞ」


いやよ、めんどくさい



「だろうな」


はははっと笑う父



じゃあ聞かないでくださいよ



「今日の夜、私の部屋に来なさい。大事な話がある」



急に真面目な顔をする父



「分かりました」



不安になる

父の深刻な顔に



あまり良い話では無さそうだ