その夜は、星が綺麗だった

最後に私はアサヒくんの顔を見て言う


あの時、アキトくんに言った言葉をアサヒくんにも言う




「サヨナラ、アサヒくん」





はやく、気づいてよね


近くにこんなにも優しくアサヒくんの幸せを願ってる人がいることを



「……レナ、ありがとな」




最後になるだろう


アサヒくんの笑顔を見るのは





私はこれ以上何も言わないで、父の元に向かう












最後に、お姉さんに会いたかったな……


そんなことを思う





チャイムがなる



それは私の目を醒ませる合図だったのかもしれない



1度決心したのに、もう一度幸せにしがみつこうとした馬鹿な私を