その夜は、星が綺麗だった

「レナっ!」
「レナちゃん」


「何?そんなに大きな声出さなくてもいいじゃん、アカリ、春斗くん」


今は授業中だよ?


というか、成績トップクラスの人達が授業抜け出してきていいの?




「やだよレナ……せっかく仲良くなれたのに」


私達は違う世界に生きている

私が間違えて、アカリたちの世界にやってきたんだ


ううん
違うか……


私も普通の女の子になりたかっただけ


そんな思いでこっちの世界に足を踏み入れてしまったんだ



「ごめんね」


私は謝ることしか出来ない


「やだよ、レナちゃんにもう会えなくなるのは!」


春ちゃん
泣かないで


「ごめんね」


「……いくなよ、レナ」


アサヒくん
こんな私を想ってくれてありがとう


今でもそうなのかな……


偽りの私だったけど、

それでも、偽りも私の一部だったのかもしれない


海崎でなくても、私を想ってくれてありがとう


「ごめんね」



「レナちゃん……」

春斗くん、みんなを頼んだよ

「ごめんね」