その夜は、星が綺麗だった

「失礼します」


「海崎さん、御足労頂きありがとうございます」



「いえ、貴重な時間をとって頂き感謝します」



高級感漂うソファーに座らされる父と私


校長が向かい側に座り、その後ろには教頭と担任がいた



「早速ですが、本日はレナの編入の件でお話がありまして。もう既に、こちらで手続きはしてあります。あとは、校長の判を押していただけると」


私は紙を机に置く


「この学校に通うということはやはり、無理なことでしょうか…」


校長はどうしても私を編入させたくないらしい


そりゃそうか、

世界一のお嬢様が自分が校長を務める学校にいる


ということは、校長にとって誇らしいのだろう




めんどくさい…



「残念ながら」


私は答える


「文化祭ももうすぐありますし、せめて、それが終わってからでもいいのではないでしょうか」


担任は黙っててよ



「もう決めたことです」


私は苛立ちを含んだ口調になる


父は黙ったままだ


何か言ってよお父さん


そしたら、こんなに時間なんてかからない


さっきっからずっと私をとめようとする


自分の利益だけしか考えてないくせに