『お初にお目にかかります。この度は海崎財閥主催の夜会に参加して下さり誠にありがとうございます』 そう言って、優雅にゆったりとお辞儀する 時間さえも私の虜になったようだった 妖艶に微笑み マスコミや、各世界の企業の社長様の質問に答えていく やはり聞かれた 『お名前を教えてください』 きっと、欧米の方の記者だろう 英語で話していた やっと夏休みにマスターした英語 それを巧みに使っていく