君を消したワタシ。君に消されたボク。


ああ、ナオ君は分かってない。

こんな少しの甘みじゃ私の集中力は上がらない。

と言うか!

むしろ散漫に拍車がかかっているくらいだ。

私は事ある毎に今朝のワンシーンを思い出しては一人ニヤついている。

机の上の小さな一口チョコレートを視界に捕らえる度にニタニタしている。

魔の古典で確かに私は起きている。

が、先生の話は何一つ入ってこない。

更に言えばノートは真っ白。