君を消したワタシ。君に消されたボク。


が、まあ不思議。

今日ばかりは耐えるとかギリギリなんかじゃなく、そりゃもうすっきりパッチリだ。

それというのも全てナオくんのお陰だ。

私はちらりと机の上に視線を落とす。

ああ。

最高に幸せだ。

机の上。

教壇からは筆箱が影を作って認識しがたい場所には今朝貰ったばかりの小さなチョコレートが一粒ポツリと置かれている。

『少しは集中力が上がるでしょ?』