君を消したワタシ。君に消されたボク。


「おはようございます」

「ナオくんおはよう」

「なんだかすっかりルーティン化しちゃいましたねぇ」

「何が?」

「ここで先輩に会って。挨拶をして。

それからたまに自転車を倒して。直して」

ナオくんは何だかしみじみと語りだすけど。

「倒すのはルーティン化した覚えはないから!

そうやって変なフラグ立てるの辞めてもらえる?」

私は少しふて腐れながら抗議。

だってワークじゃないし。

わざとじゃないし。

全く持って狙ってやっている訳じゃないし。