「つれね〜のな。ったく。彼女と別れたばっかだからってよ。」

『っせーよ。俺から振ったっつの。』

「はぁ!?まぢかよ!?あぁんなかわゆいGIRLをか!」

『性格ブスだったんだよあいつ』

「あら〜ご愁傷様」

『るせ』

そのとき、俺達の隣を、とてもいい香りが通り過ぎた。

「………神!」

『あ゙?』

「みたかあの美人!02組だったし声かけてみねぇ?」

『一人で行けよ。』

「蓮〜。頼む〜」

『…ったく。ほら』

「やったあ!」


これが、俺と君の初めての出会いだったね。