そのときメールが来た。
〈今日わ学校?また話したいな〉
会いたくない。
でもそしたら遥ちゃんとの接点がなくなるような気がして。
《大丈夫だよ》
とつくってから
《でも今日は和人と遥ちゃんも誘おう》
と送った。
これで会えるかわからない。
でも俺の頭の片隅には、いつも存在しているんだ。
「うおっ遥ちゃんからメールだ!」
『なんて?』
「…みんなで会おうだって〜。02人がいー!」
『どんまい』
「くっそ〜!お前がいなければ!」
遥ちゃんは俺の願いを受け入れてくれた。
なんかもう今日は、それだけでいい気がした。
