柴山「...副社長。変わられましたね。」 紫苑「え?」 柴山「以前より、優しくなりました。 花崎さんのおかげですね。」 紫苑「いえ。私は何も。」 柴山「これからも、副社長の秘書として よろしくお願いしますね。」 そんな風にお願いされても困ってしまう。 今の私は、限りなく副社長に 遠い場所にいる。...そう感じた。