ため息を何度もつきながら 34階へ上がりその扉を開けると 部屋は真っ暗だった。 1つ目の扉を開けた先が 今日から私の職場になる秘書室だ。 応接セットに冷蔵庫やキッチンまで 私の住んでるアパートよりも 広いその空間には3つ並んだ デスクがあった。 昔はここで3人もの人が働いてたんだ。 それなのに今は...私、1人。 噂では副社長の秘書は 1週間と持った事がないらしい。 一体、どんな人なんだろう? とりあえず挨拶行かなきゃ。 荷物を置いた私は少し緊張しながら 副社長室の扉をノックした。