紫苑「今、何時?
ごめん、体起こすの辛くて
時計見えないんだよね。」
悠真「1時。」
イベントが終わったのが18時。
そっか、私7時間も眠ってたんだ。
どうりで元気な訳だ。
こんなに眠ったのいつぶりだろう。
紫苑「着替えれば良かったのに。
その服装、窮屈でしょ?」
悠真「...そんな事、言ってる場合かよ!
あんた、怪我してんだぞ!!」
紫苑「久しぶりに7時間も寝たわ。
あんたのお世話で忙しかったから
最近、睡眠時間取れてなくて...
だから、元気だから大丈夫だよ。」
悠真「ふざけんなよ!
骨折してる奴が元気とか言うな!
強がんな!!」
バカだな、この人。
自分も怪我してるくせに。
紫苑「庇ったの?私の事。」
悠真「当たり前だろ。
でも、間に合わなかった。
舞台からじゃ遠くて...
あんたの事、怪我させた。
本当にごめん。俺のせいだ。」



