地下アイドルが話し始めると 私はメモ帳を閉じた。 ここからは少し休憩出来る時間。 進行表と腕時計を眺めながら 終わり時間を確認していた時だった。 スタッフ「危ない!!」 大きな声が後ろから聞こえると 隣にあったスピーカーが こちらに向かって倒れてきた。 悠真「紫苑!!!」 私の名を呼ぶ副社長の声が 聞こえた気がしたけど その後の事は覚えてない。