副社長はワガママ5歳児。


地下アイドルが話し始めると
私はメモ帳を閉じた。
ここからは少し休憩出来る時間。

進行表と腕時計を眺めながら
終わり時間を確認していた時だった。

スタッフ「危ない!!」

大きな声が後ろから聞こえると
隣にあったスピーカーが
こちらに向かって倒れてきた。

悠真「紫苑!!!」

私の名を呼ぶ副社長の声が
聞こえた気がしたけど
その後の事は覚えてない。