かくして、私はクビを免れ
気付けば鬼門だった1週間という
期間も過ぎ秘書を続けているのだが
やっぱり副社長は相変わらずだ。

悠真「は?だから何で
俺がそんな所行かなきゃなんねぇんだよ。
秘書なら断れよ。」

紫苑「おい、クソガキ。
ここに1ヶ月前にあんたが
引き受けたって書いてあるぞ!
自分で引き受けた仕事も
まともに出来ないのか!
無能かよ、さすがお坊ちゃまだな。」

悠真「はぁ?行ってやるよ!
てめぇに無能呼ばわりされる
筋合いはねぇ!」

でも、最近ではなんだかんだ
それさえも可愛いと思えてきた。
だって、副社長は本当に
5歳児みたいな人だから。