紫苑「俺ワガママだからって
一言で済ませられる訳ないだろ。
自覚してるなら直せよ。だから秘書が
続かないんだろ!あれか?秘書が
無能だとか思ってんのか?ちげぇから!
あんたがワガママすぎるだけだから!
それでも直さないあんたの根性に
こっちはビックリだわ。」
この1日で募った鬱憤が
湯水の様に溢れ出した。
紫苑「社会のルールも知らない
温室育ちのボンボンが
必死に社会で生きてきた
歳上の女にそんな態度
とってんじゃねぇよ!!
キレる前に、まずお礼だろうが。
知らない事を教えて貰った人には
ありがとうございますって言うんだよ!」
もういい。覚悟は出来た。
私は今日でこのワガママ副社長と
おさらばする。



