頭ではダメだと分かっているのに
言葉が溢れ出して止まらなかった。
紫苑「海外事業部でこれから
バリバリ仕事してって時に
何の説明もなく、あんたみたいな
クソガキのお世話させられる
こっちの気持ちが分かんのかよ!」
相手は副社長。この会社の御曹司。
分かってる。でも、もう無理!
紫苑「10時のティータイム?
保育園児かよ!茶飲む前に働けよ!
つーかな、そんなに飲みたいなら
自分で淹れろ!あんたの気分とか
知らねぇわ。知りたくもねぇわ。」
どうせクビになるのなら
これからこの人の秘書になる人の為にも
言わないと気が済まない。



