副社長はワガママ5歳児。


悠真「黙ってんじゃねぇよ。
さっきまでガミガミ説教たれてたくせに
俺が怒った途端、だんまりか?
クビになりたくねぇから今から
俺の機嫌でもとろうと思ってんのか?
そうだよな。俺の事、怒らせて
明日から会社にいられなくなるのは
困るもんな。...だったらな...!
初めから大人しく言う事聞いてりゃ
いいんだよ!逆らってんじゃねぇよ。」

もう無理。限界。
我慢できるか、ドアホ!
このクソガキが。

紫苑「......クソガキ。」

悠真「は?」

紫苑「会って早々、ダサい。ケバい。
10ポイント貯まればクビ?
は?ふざけんなよ。何であんたに
そんな事決められなきゃなんないの?
あんたが自由気ままに過ごしてた
大学生時代、こっちは18歳から
働き始めた会社で社会の荒波に
揉まれながら必死に歯食いしばって
頑張って来たんだよ。」