副社長はワガママ5歳児。


突然帰ると言い出したワガママ副社長は
タクシーを拾うと乗り込んでいった。

慌てて追いかけ、私も乗り込む。

悠真「何であんたまで着いてくるんだよ。」

紫苑「突然、帰るのは
あまりいい印象を与えませんよ。
もう一度、会場へ戻りましょう。」

悠真「どうでもいい。」

いくら私が副社長の事を
5歳児だと思っていても
今回ばかりは癪に障る。
あの態度は許せない。

紫苑「あの態度もどうかと思いますよ。
今日のパーティーも副社長の
大切な仕事です。主役は社長であっても
副社長も準主役くらいの立ち位置にいます。
言動には気をつけて下さい。それから...」